教育の特色

教育の特色

学力向上進学重点校として

湘南365日

部活動の成果

湘友会主催 第1回海外研修旅行 アメリカ編

壮行会
  
ワシントン
壮行会の様子
  
ワシントンにて
  
現地交流
  
ハーバード大学
現地での交流・研修場面
  
ハーバード大学にて 学生との交流
  

日程:  平成25年3月23日~4月2日(9泊11日)

目的:  高校生の段階で、世界の最先端を意識することで、高校生活・受験・大学生活への
     モチベーションを高め、世界で活躍できる人材を育成することを目指す。

訪問先: アメリカ合衆国(ニューヨーク、ボストン、ワシントンDC)

参加者: 本校1・2年生44名(希望者)

主な訪問内容:
     ハーバード大学でのディスカッションセッション及び講義参加
     ボストン日本人学校生徒とのディスカッション交流
     マサチューセッツ工科大学研究室訪問
     スミソニアン博物館、911メモリアルパーク、国連本部訪問等
     ニューヨーク湘友会の方々との交流食事会
     ブロードウェイ観劇

湘友会主催 第1回海外研修旅行について

第1回6月2日:講師 安藤壽康氏(51回生)

湘友会会長 田辺克彦

一昨年、母校・湘南高校は創立90周年を迎え、湘友会は90周年記念事業の一環として湘南高校歴史館を同窓生多数の協力により建設致しました。
 その前年には、28回卒業生の根岸英一博士がノーベル化学賞を受賞し、90周年記念行事の中で講演をして頂きました。
 その中で博士は「世界を目指して大きく羽ばたけ」と湘南生を鼓舞しました。湘南高校は、川井前校長も羽入田現校長も、これからのグローバル化する世界に向けて伝統の文武両道の全人教育を実践する中で世界を視野に入れた教育を展開して行くと宣言しました。今後のグローバル化が益々進む社会に向けて大学は勿論、高校教育も国際化せざるを得ず、以前に母校と毎年対抗戦を行っていた浦和高校も、海外の姉妹校との交換留学制度のほかに、世界的視野の醸成のためアメリカの大学のサマープログラムに生徒を派遣しているとのことです。
 湘友会は、この様な母校のグローバル化に向けた教育展開を可能な限り支援して行くつもりです。
 今般、母校の要請を受け、湘友会は、歴史館会館記念事業の1つとして視野を世界に向ける教育のさきがけに、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学があるボストンと湘友会があるニューヨーク等のアメリカ東海岸への海外研修に湘南生を派遣する事業を企画しました。
 この海外研修は、派遣される一部生徒のためではなく、全校生徒に派遣の事前準備から事後の振返りまでの作業を行う中で世界を意識して勉学に励んでもらうことを期待しているものです。そして、この研修内容は、学生・生徒の海外研修に実績のある旅行会社ISA社の基本プログラムに、ニューヨーク湘友会の協力を得て歓迎懇談会等を付け加えて、湘南高校ならではの素晴しいプログラム内容となりました。また、派遣生徒の選抜方法についても湘南高校らしい公平な方法を採り、出発前の事前研修等の準備作業もしっかり行いました。その結果として、素晴しい教育的成果をあげられたと思います。生徒たちの報告書を見てもその成果の程が十分に感じられます。
 湘友会は、これからも母校の教育を強く支援して行きたいと考えており、次回はイギリスの大学等の海外研修を計画し、既にその準備を始めているところです。
 湘友会としては、今後の海外研修の継続のためにも、今般アメリカ東海岸での海外研修が、世界を目指す意識を母校の全生徒に及ぼす様になることを望んでやみません。

私たちの舞台は世界です

第1回6月2日:講師 安藤壽康氏(51回生)

校長 羽入田眞一

 今年の3月23日から4月2日にかけて実施されました「アメリカ研修旅行 湘南プログラム」はお陰さまで無事に終了いたしました。ご支援をいただきました湘友会会長の田辺克彦様はじめ湘友会の皆様、尾島巖様はじめニューヨーク湘友会の皆様に心よりお礼を申し上げます。実際に世界を舞台に活躍されている卒業生の皆様から生徒一人ひとりが多くのことを学ばせていただきました。この経験は必ずや将来に生かされるものと期待をしています。
 平成23年11月1日付『神奈川新聞』の湘南高校創立90周年企画特集で、「日本一から世界へ」というヘッドラインが紙面を飾りました。記事の中で、前任の川井陽一校長は「公立の雄として、教育内容のさらなる充実はいうまでもありませんが、これからは世界を視野に入れた教育活動が重要になると考えています」と述べられました。
 私は横浜国際高校から赴任して以来、「私たちの舞台は世界です」という言葉を生徒達に伝えてきました。湘南高校のコアとなる教育課程を堅守しながら、グローバル人材育成の一環として、海外修学旅行、姉妹校交流、大使館巡りなど体験的な学習をとおして、外国語の運用能力を高め、コミュニケーション力、プレゼンテーション力、異文化理解力といった多様な能力の向上を図ることが肝要であると考えているからです。

 神奈川県教育委員会の資料によれば、27校の県立高校が海外の延べ49校の姉妹校と交流をして、同世代の生徒達の交流を中心に、国際理解教育を積極的に推進しています。そのような動きの中で、湘南高校の姉妹校交流は、平成16年3月の国際交流委員会によるセントラル高校(アメリカ メリーランド州)の訪問を最後に途絶えてしまいました。
 世界のリーダーとして活躍できる人材を育成する湘南高校にふさわしい高校を探して、姉妹校交流を再開することは、一朝一夕にできることではありません。現在在学している生徒たちに良質な国際交流プログラムをすぐに提供することは難しい状況でした。
 そこで、私自身がかつてアメリカ史を学ぶために行ったことのあるボストン、ワシントンを中心に大まかな案を作成し、田辺克彦会長様をはじめとする湘友会の皆様と加藤充洋副校長(当時)とで調整を重ねていただき、実現しましたのが、この「アメリカ研修旅行 湘南プログラム」です。この研修には次の5つほどの特色があります。
 ① 事前研修で、ネイティブ講師から英語のレッスンを受けること。
 ② ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学での講義、討論を経験すること。
 ③ 博物館、美術館、国際連合で見学や研修を実施すること。
 ④ ニューヨーク湘友会はじめ現地の人たちと交流の場を持つこと。
 ⑤ 将来に生かすために、事後研修で研修の意義や狙いを再確認すること。

 これらの特色により、「アメリカ研修旅行 湘南プログラム」は充実した内容になりました。生徒の皆さんは日本にいて日本を観る視点と日本を離れて日本を観る視点、この2つの視点を常に持ち続ける大切さを学んだことと思います。グローバルな視点というのは、外国にかぶれることではありません。自国の言語、文化、歴史をしっかりと身につけ、同時に他国の文化や歴史に敬意を払うことです。この考え方は、地球人としてきわめてあたり前のことであると私は思います。皆さんが、世界を舞台に活躍するとき、今回のアメリカ研修旅行はその原点になると確信しています。

 最後に、アメリカ流の民主主義を学んだ皆さんに、オバマ大統領の一期目の“victory speech”(勝利演説)の一節を紹介します。短いセンテンスに、アメリカの求める民主主義の精神を見つけることができるでしょう。

 “Our campaign was not hatched in the halls of Washington. It began in the backyards of Des Moines and the living rooms of Concord and the front porches of Charleston. It was built by working men and women who dug into what little savings they had to give $5, $10 and $20 to the cause. It grew strength from the young people who rejected the myth of their generation's apathy, who left their homes and their families for jobs that offered little pay and less sleep. It drew strength from the not-so-young people who braved the bitter cold and scorching heat to knock on doors of perfect strangers, and from the millions of Americans who volunteered and organized and proved that more than two centuries later a government of the people, by the people, and for the people has not perished from the Earth. This is your victory.” (出典:「オバマ演説集」朝日出版社)

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