校長室の春夏秋冬 | 神奈川県立湘南高等学校

学校概要

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学力向上進学重点校として

湘南365日

部活動の成果

公開行事・説明会

校長室の春夏秋冬

2013年12月

今年も押し詰まってまいりました


 2013年の世相を表す「今年の漢字」に「輪」が選ばれ、京都市の清水寺で12日、森清範 貫主(かんす)が大きな和紙に揮毫しました。
 翌日の『朝日新聞』には「17万290通の応募のうち、『輪』は最多の9518通だった。2020年東京五輪の開催決定や、富士山の世界文化遺産登録など『日本中が輪になって歓喜にわいた年』であり、相次ぐ自然災害にも支援の輪が広がったことなどが理由に挙げられた」とありました。

 「今年の漢字」が話題になる頃は、色々なところで今年の10大ニュースが発表される時期です。そこで、湘南高校における今年度の重大ニュースを私なりに考えてみました。湘南高校ではニュースは沢山ありますので、重大ニュースとなります。
 各項目の文頭にある◎は学校行事、○は部活動、▲は施設関係です。部活動は、県大会ベスト8以上に絞りました。順不同です。

◎合唱コンクール3年9組優勝、自由曲「ほらね、」
◎体育祭が台風の直撃に遭い延期、総合優勝は黄
◎台風により、体育祭大道具が壊滅的被害を受けるも、ほぼ1日で「再建」
◎台風の影響により沖縄修学旅行で、今年も座間味島に渡れず
◎駅伝大会が雨で中止
◎初めての湘友会主催「アメリカ研修旅行」が無事終了

○硬式野球部 神奈川県高等学校野球春季大会 ベスト8
○ハンドボール部女子 関東高校予選 ベスト8
○フェンシング部 関東高等学校フェンシング大会神奈川県予選
男子 学校対抗 3位
男子 学校対抗 2位
   フルーレ個人 村上夢さん(3年)5位
          西本美早希さん(3年)7位
○陸上競技部 神奈川県高校総体
三段跳 鈴木喜成さん(3年)14m61 3位
       → 関東大会出場
走幅跳 榊原藍子さん(3年)5m28 7位
       → 全国高等学校陸上競技選抜大会出場
○フェンシング部 神奈川県高校総体
男子 フルーレ団体 3位
   エペ個人 小野由裕さん(2年)3位
女子 フルーレ団体 2位
   エペ個人 村上夢さん(3年)2位
   サーブル個人 西本美早希さん(3年)2位

○水泳部 関東高等学校水泳競技大会
100m平泳ぎ 髙﨑有紀さん(2年) 1分11秒64 7位
       → インターハイ出場
○水泳部 全国高等学校総合体育大会水泳競技大会(インターハイ)
100m平泳ぎ 髙﨑有紀さん(2年) 1分10秒68  9位
○陸上競技部 全国高等学校陸上競技選抜大会
三段跳 榊原藍子さん(3年) 全国8位
○バスケットボール部男子
戸田晃輔さん(2年)が神奈川代表少年男子チームレギュラーメンバーとして国体(10/6東京大会)に出場
○弓道部 県新人大会 男子個人の部 髙木薫さん(2年)5位
○ハンドボール部 女子 県新人大会 ベスト8
○フェンシング部 神奈川フェンシング新人大会
男子 エペ個人 能宗新さん(2年)3位
女子 フルーレ団体 3位
   エペ個人 原涼子さん(1年)2位
        旭水色さん(2年)3位

○放送部 NHK杯全国高校放送コンテスト 神奈川県大会
アナウンス部門 武藤玄さん(3年) 優秀賞
朗読部門 天野奈津美さん(2年) 奨励賞
TVドキュメント部門 行谷有加さん(2年) 3位
       → 全国大会に出場
○放送部 NHK杯全国高校放送コンテスト 全国大会
TVドキュメント部門 行谷有加さん(2年) 制作奨励賞受賞
「なわとびが繋ぐもの」
○美術部 全国高校総合文化祭  松本世志美さん(3年)の油絵作品を出展
「無機質のあたたかさ」
○吹奏楽部 湘南アンサンブルコンテスト
2年生サクソフォーン四重奏 1位
2年生クラリネット四重奏 3位
       → サクソフォーン、クラリネット共に県大会に出場
○歴史研究部 県高等学校文化連盟会長賞
「武家の古都・鎌倉 ~だから鎌倉は世界遺産になれない~」
○囲碁将棋部 高校総合文化祭将棋大会
個人戦B級 相良嵩さん(1年) 3位
○生物研究部 神奈川県高等学校総合文化祭
青少年センター館長賞
標高におけるpieris2種の種構成の変化」

▲図書館や音楽室を含む各教室にエアコンが設置される。冷暖房完備の湘南高校になる。
▲体育館で猫が出産。子猫は全頭新しい飼い主に引き取られる。
▲32回生により応援団旗が贈呈される。
 学校行事の「重大ニュース」を見ますと、4件が気象がらみの内容です。夏は連日酷暑が続き、秋には台風が多発しました。地球温暖化の影響は確実に私達の生活を直撃しています。


 12月15日(日)は、第37回神奈川県アンサンブルコンテスト(神奈川県大会)がハーモニーホール座間で行われました。この大会は、東関東アンサンブルコンテストの予選を兼ねています。
 サクソフォン四重奏では、兼頭紅葉さん(S.Sax)、松元郁実さん(A.Sax)、宮﨑竜太朗君(T.Sax)、石井瑶子さん(B.Sax)。クラリネット四重奏では,渡邊菜南子さん(Cl.1)、後藤榛花さん(Cl.2)、与安明日香さん(Cl.3)、山下七海さん(B.Cl.)が出場しました。 曲目は、サクソフォン四重奏はリヴィエのグラーヴェとプレスト。クラリネット四重奏はアルフレッド・ウールのディヴェルティメントより 第三楽章でした。
 湘南高校はもちろんですが、神奈川県大会に出場したどの高校も地区の代表校だけに素晴らしい演奏でした。

 22日(日)は、本校の多目的ホールで、絃楽部による「クリスマスコンサート」が行われました。プログラムは以下のとおりです。
  1. 1 セレナーデ Op.21-1 (ハイケンス)
  2. 2 オペラ座の怪人(アンドリュー・ロイド・ウェバー)
  3. 3 BWV147 主よ人の望みの喜びよ(J.S. バッハ)
  4. 4 調和の霊感 Op.3-3 ト長調 (ヴィヴァルディ)
  5. 5 ラデツキー行進曲 1年学年合奏
  6. 6 グリーンスリーブスによる幻想曲 2年学年合奏
  7. 7 BWV1068 管弦楽組曲第3番 第2楽章 G線上のアリア(J.S. バッハ)
  8. 8 アシタカ聶記(久石譲)
  9. 9 チェロ協奏曲 第1番 第1楽章 (ハイドン)
 アンコールは、クリスマスソングメドレーで盛り上がりました。このコンサートが終わりますと、いよいよクリスマス。今年も押し詰まってきたという気分になります。


 今月14日、『朝日新聞』(夕刊)を手に取りましたら、「浦和校、文武両道トライ」の大きな見出しが目に入りました。続くリード文は次のとおりです。「全国屈指の進学校として知られる埼玉県立浦和高校のラグビー部が、27日開幕の全国高校大会(大阪・花園ラグビー場)出場を54年ぶりに決めた。部員のほとんどが高校から競技を始めた初心者。授業の予習復習は欠かさず、朝夜に学校で机に向かう部員も多い。文字通りの文武両道を実践した背景に、学校が掲げる理念の一つ『少なくとも三兎を追え』がある。」

 平成14(2002)年まで、浦和高校と湘南高校は、年に一度定期交歓戦を行っていました。手元にある『湘南 浦和 定期交歓戦 45年の歴史』という小冊子を開きますと、種目は時代と共に異なりますが、初年度は野球、サッカー、ラグビー、バレーボール、バスケットボール、軟式テニス、柔道、卓球の8種目であったようです。
 男子校(浦和高校)と共学校(本校)の違いや、交通事情の変化など、やむを得ない事情がいくつか重なり、この定期交歓戦は、46回(年)で幕を閉じました。しかし、当時の生徒たちにとっては湘南と浦和は特別の思い出であったようです。ある卒業生は『湘南 浦和 定期交歓戦 45年の歴史』にこう語っています。
 「実は社会に出てから思わぬ出会いに驚くことがある。仕事で親しくなった相手と住所や出身地に話が及び、『もしや浦高じゃないですか』『ひょっとして湘南では』と互いに指差し、そうだと分かるやいなや、いっぺんに同窓のような気になる。単に対抗戦の相手だったというだけでなく、高校時代を精いっぱい生きた者ならではの充実感や、一本筋の通ったものを相手に感じ取るからではないか。」

 さて、前掲の新聞記事はさらにこう続きます。

 浦和校の今年の大学合格者数は、国公立大学248人、私立大学807人(浪人生含む)。東京大学合格者数は46人に上り、公立高校では全国一という。ただ、杉山剛士校長は「大学に入ることが目標じゃない。『お前に代わりはいない』といわれる人間作り、10年後を考えた人材育成のカリキュラムを組んでいる」と話す。
 特色は、心身を鍛える年間行事の多さ。11月の「強歩大会」は全校生徒が参加し、約50キロを7時間以内で完歩する。普通に歩いてはゴールできない。「世の中は無理難題だらけ。そこに立ち向かう人間になってほしい」と杉山校長は言う。
 勉強、行事、部活に代表される「三兎」を追え、と説くのも、無理難題に挑戦し、考え抜く過程に意味を見いだすから。
 浦和高校の校訓は「尚文尚武」で、文武両道という意味です。勉強だけでなく、部活動、学校行事にも全力で取り組み、総合的な人間力を向上させるという考え方は、それぞれの地域を代表する伝統校が共通して目指していることだと改めて感じました。


 それでは、平成25年もあとわずか。新年も素晴らしい年であることを祈り、今年の「校長室の春夏秋冬」を閉じます。


寄贈された時計
  
クリスマスリース
湘庭会より寄贈された時計。第2体育館の外壁にあります。
  
生徒が作ってくれたクリスマスリース。校長室に飾りました。
  
赤木愛太郎先生像
  
12月のある晴れた日
初代校長赤木愛太郎先生の像。文武両道の校風は、今も本校の教育方針に生きています。
  
12月のある晴れた日